うちの子供が病気になりました【起立性調整障害】

人生には思いもよらないことが起きることがあります。

管理人のげんぞおです。

突然ですが、小学生の息子がちょっと前に病気になりました。

病名は起立性調整障害です。・・・なんやその病気?

いろいろ調べました、インターネットやら本やら・・・たくさん調べました。


そして、起立性調整障害という病気と直面してから約1年・・・

その知識と実際の経験談を紹介することで、同じ病気のお子さんをお持ちの方に
何かしら参考になったらええかなと思って書きました。

病気は突然やってきた

ある朝、殆ど学校を休んだことがなかった息子が、調子悪くてしんどいと言いだしました。

特に熱も高くなかったのですが、たしかに顔色が悪く青ざめた感じだったので、とりあえずその日は学校を休んで、一日様子を見ることにしました。

時間がたつにつれてだんだん調子が良くなってきたみたいで、私が仕事から帰ると、いつも通りの元気な息子に戻っていました。

次の日の朝、ありゃ!?

昨日と全く同じで顔色が悪く、ちょっとしんどくて体がだるい・・・と。

2日続けておなじ症状、昨日の夜は元気やったのに・・・

さすがに、これはちょっとおかしいと思い、うちの奥さんが息子を病院に連れていき、先生に診てもらうことにしました。

私が仕事から帰ってきて奥さんに「病院どうやった?風邪やった?」と聞くと、奥さんが「違うよ。起立性調整障害ていう病気やねん」

起立性調整障害!?

なんやその病気???

聞いたこともなかった病名だったので、正直めっちゃあせりました。

それから奥さんに病気のことを詳しく教えてもらいました。

とりあえず、これがはじまりでした。

起立性調整障害ってどんな病気?

起立性調節障害とは、自律神経系に異常発生しその影響で循環器系の調節がうまくいかなくなる病気です。

横になっている状態から急に立ち上がった時に血圧が低下したり、心拍数が通常よりも上がり過ぎたりします。

体はその異常を戻そうとするのですが、健康な人に比べて調節にはかなりの時間がかかってしまいます。

つまり、この調整している時間が子供にとってつらい時間となります。

この病気は自律神経疾患なので身体的要因以外に、精神的、環境的な要因も関わって起こると考えられています。

身体的要因のひとつとして考えられるのは、自律神経系が不安定になることが要因としてあげられます。

特に小学校高学年から中学生の年頃の子供に多くみられますが、この時期は第二次性徴期とも重なり、体の様々な機能が子供から大人へと変化していく大切な時期にあたります。

この変化は自律神経系にも起こり、それに伴い循環器系の調節がうまくいかなくなることもあります。

どんなタイプの人がなりやすいの?

真面目で、まわりの状況や人の感情に対して非常に敏感に感じてしまい、気を遣うタイプの子どもが起立性調節障害を起こしやすいと言われています。

これはストレスをため込みやすいという精神的要素と環境的要素に関係しているみたいです。

この病気で注意しなければいけないのは、あくまでも体の病気であり、

本人がどれだけ頑張ってもどうにかなる病気ではありません。

この病気はよく勘違いされることがあり、怠けているとか、精神的に弱いとか、根性がないとか・・・

全く違います。

これは病気なんです。治るくすりがない病気なんです。

実際、私も自分の子供がこの病気になっていなかったら、起立性調整障害についてここまで詳しく調べることはなかったので、勘違いしていたかもしれません。




どんな症状がおきるの?不登校との関係は?

起立性調節障害の代表的な症状は、立ちくらみやすぐに疲れる、長時間立っていられない、頭痛、腹痛、吐き気等です。

特に、朝起きてからの数時間は非常に調子が悪い状態が続きます。

症状としては、人によっては異なりますが頭痛・倦怠感・腹痛・吐き気などが重なり合っておこることもよくあります。


午前中はかなり体がきついようですが、時間がたつにつれて、症状は徐々に緩和されてくるので、午後から夕方にかけて調子が良くなってきます。

起立性調節障害は、朝起きることがかなりつらい病気なので、その流れで不登校になってしまうケースが多いみたいです。

起立性調節障害を発症した子供の約3分の2が不登校で、不登校の子供の約半分が起立性調節障害を合併していたというデータもあるようです。

まとめ ~病気との付き合いかた~

・症状は、頭痛・倦怠感・腹痛・吐き気など。

 

・症状は朝起きてから午後にかけて継続し、夕方にかけて緩和してくる。

・現在、起立性調節障害の特効薬はない。

・起立性調節障害は頑張ればなんとかなる病気ではない。

起立性調整障害は、風邪のように病院で先生に診てもらって、くすりを飲んで、安静にすることで治る病気ではありません。

症状の重さによってかわりますが、半年以内でよくなる場合もあれば、数年かかる場合も多々あります。

また、早く治すための方法なども正直ないのが現状です。

私の息子ももうすぐ1年が過ぎようとしていますが、いまだ症状は続いています。

初めのころは、なかなか良くならないことに対して相当悩みました。

どうしたらいいのか・・・ 不安や焦りからかなり心が病んでいました。

もちろん今も不安はあります。

ですが、焦れば焦るほどこの病気には非常にマイナスなことを学びました。

子供は親が自分の事で悩んでいることを感じています。

自分の体のせいで迷惑をかけていると感じ、頑張ろうとします。

それがプレッシャーとなって逆に体にストレスをかけてしまい、症状は悪化します。

この病気をなおすためにはどうすればよいか?

奥さんと考えて出した結論は、

いつかよくなる!それまでは一喜一憂せずに息子のペースに合わせて・・・将来の選択肢はいくらでもある大丈夫!!

最後に 、同じ境遇のお父さんたちへ

いろいろ書いてきましたが、実際わたしはほとんど仕事のため家にいないので、息子のことは奥さんに任せっきりです。

体調の問題で学校へ行けるのは午後からのことが多いので、体が動きにくい午前中に、勉強がほかの子供たちに遅れないように、奥さんが前日学校で出席できなかった科目の勉強を教えて、それから学校への送り迎え(登下校中に調子が悪くなることがあるので)を毎日やってくれてます。

もちろん、それ以外に家事やらいろいろあるので、ほんまに大変やと思います。

(毎日めちゃくちゃ感謝してます。)

ただし、起立性調整障害のもう一つ注意すべきこと・・・

それは母親です。

母親は病気の子供の一番そばにいます。

そのことによって、なぜ自分の子供がこんな病気になってしまったのか、どうしたらよくなるのか、本当によくなるのか・・・全く先が見えない不安が、常に心をむしばんできます。

そして、いずれおおきなストレスとなり、うつ病になるケースがあるのです。

母親は毎日大きな不安を抱えながら、子供がいつか病気を克服してくれることを信じて必死で頑張っています。

但し、想像以上に精神的に追い込まれています。

せめて休日だけでも、奥さんを休ませてあげて下さい。

家事をしてあげたり、子供をどこか遊びに連れていってあげたり、何でもいいです。

とにかく、普段の日常から解放してあげてください。

心を休ませるための時間をつくってあげてください。

「いつも頑張ってくれてありがとう!」

感謝の気持ちと奥さんへの愛情を伝えてあげてください。







最後まで読んでいただきありがとうございました。

げんぞおでした。

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